2007年06月12日
伏見稲荷大社【田植祭】
六月十日、午後から伏見稲荷大社さんに伺いました。伏見稲荷さんは稲荷神社の総社で有名で御座います。この日は多くの人が本殿前にいらしていたので、とても驚きました。
この日は神前にお供えされる為の御神田に稲苗を植える『田植祭』が斎行されていました。今年は、昨年の二倍以上の参拝者に少し戸惑ってしまいました…
この日は神前にお供えされる為の御神田に稲苗を植える『田植祭』が斎行されていました。今年は、昨年の二倍以上の参拝者に少し戸惑ってしまいました…
この『田植祭』は、四月に行われる『水口播種祭』、十月に行われる『抜穂祭』という神様の神田に関する三祭の一つです。本殿祭が行われた後、御神田におきまして、非常に優雅な「御田舞」が奏される中を『早乙女』と呼ばれる人々によりまして、静かに田植がすすめられます。
「田舞」が奏されている間、一斉に御神田に入られ、一列に並ばれて丁寧に御田植されていきます。その間、舞人は優雅に舞うことで苗の育成を願うとともに、豊穣を願います。
『田舞』が終わりますと、早乙女のみなさんは一斉にお手を止められて、御神田から上がれます。これで一連の祭儀は終了となり、神職・舞人は祭場を退下致します。始まる前に少し雨が降りましたが、祭儀の直前には止みまして、太陽も顔を出しました。今年の豊穣を占うかのような天気に多くの人々は見守り、会場を後にしました。
Posted by 一匹狼★NOB at 16:47│Comments(0)
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