京つう

歴史・文化・祭り  |洛北

新規登録ログインヘルプ


Message
プロフィール
一匹狼★NOB
一匹狼★NOB
京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
------------------
「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
NPO法人『京都観光文化を考える会 都草』正会員

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2008年08月21日

伊勢は七度、熊野は三度、愛宕参りは月参り【生活】

『伊勢は七度、熊野は三度、愛宕参りは月参り』ということばが、京都にはあります。これは、一生のうちに七回はお伊勢さんに、熊野さんには三回はお参りをして、愛宕さんには毎月お参りをしましょうという意味があります。このことばは、江戸時代くらいから民衆の間で、いわれるようになったようです。

しかし、何故、こんなに回数が少ないのか?といわれるかもしれませんが、昔の伊勢参り、熊野詣では、命がけであったといわれています。出発には、道中祈願をし、帰りにはお礼参り、報告参りがなされるくらいとても厳しい道中であったようです。ですから、このような考えが生まれたのではないかといわれています。でも、愛宕さんを月参りするのもかなり大変です。  続きを読む


Posted by 一匹狼★NOB at 06:25Comments(0)生活

2008年08月16日

先祖への想い【生活】

この時期になると、お盆を迎えて、多くのひとびとは自身の地元へと帰ります。おじいさんやおばさんなどの元へと帰り、お墓参りをすることとなります。しかし京都では、それ以外にも独特のお迎えをします。

それが、精霊迎えという行事です。ご先祖さんが冥土から六道を通って、この世へと帰ってこられるのです。京都ではお精霊さん(おしょらいさん)といったり、六道参りと申しまして、六道珍皇寺(ちんこうじ)や千本閻魔堂を訪れて、水塔婆に戒名を書いてもらい、香煙をくゆらせ、水に浸された高野槇で水をかけてから納めたり、迎え鐘を撞いて、冥土からの道をその音でお迎えしたり、買い求めた高野槇を持って帰り、自宅の仏壇に供えて、家にご先祖の霊(お精霊さん)をお迎えします。

時折、お迎えに来られた人々のお話を聞いていると、六道参りに対する先祖や亡くなった方への想いがひしひしと伝わってきます。このような「こころもち」は、大切であると感じます。なかなか単純な言葉で表すことは難しいでしょう。  続きを読む


Posted by 一匹狼★NOB at 08:57Comments(0)生活

2008年08月07日

矢取神事【賀茂御祖神社】

昨日の八月六日(水)、下鴨神社(賀茂御祖神社)にて『矢取神事』が滞りなく御斎行されました。矢取神事とは、一年の厄を祓い、無病息災を願う神事でございます。御手洗池の周りに斎竹を囲んで清めまして、池の中央に斎矢を立てまして、氏子・参拝者から奉じられた人形(ひとがた)を神職が池へと流すと同時に氏子中の裸男が一斉に、この斎矢を取り合うという勇壮な神事です。この神事は、下社の御祭神であられる玉依媛命が川遊びの折に、流れてきた丹塗矢を拾い、奉ったことにより、ご懐妊をされ、賀茂別雷大神をお生みなられたという賀茂社に由来する故事によって行われてきた神事でございます。

今年は夕刻から非常に黒い雲に覆われ、局地的な大雨・雷に見舞われましたが、賀茂の大神の御神意であるかのように神事の前には雨が止み、平生の糺の森を様子を取り戻す中、神事は定刻通り行われました。(今年は予定通り、写真は撮らず。)本殿にて、裸男と崇敬会の皆さんの参列の中、神職による奉告祭を執り行ない、神職は井上社にて、中臣祓を奏し、御手洗池や斎主、神職や崇敬会の参列者、そして、参拝者を祓い清めます。

そして、修学院の子供たちによる太鼓の奉納演奏。その後、太鼓の合図とともに、裸男たちは境内を駆けて、御手洗池へと走って向かい、御手洗池の両岸に分かれて、足踏みをしながら、そのときを待ちます。斎場の四角と井上社正面には神職が並び、奉納された人形を持ち、タイミングを見計らって、一斉に人形(ひとがた)を池の上へと撒きまじめます。それを合図とし、裸男たちは一斉に池へと飛び込み、中央の斎矢を取り合います。池の内は水飛沫が上がり、上空には神職の流す人形(ひとがた)がひらひらと舞い散り、池の水へと流れされていきます。神職は松明に灯された参道を静々と進み、楼門に取り付けられた茅の輪を潜って、神事を終えます。今年も無事に矢取神事は御斎行されました。  


Posted by 一匹狼★NOB at 04:27Comments(0)神社

2008年08月01日

ひさしゅうしております。

ごぶさたをしております。

前の記事が賀茂祭と御霊さんでしたので、あっというまに夏になってしまいましたね、みなさんはお元気ですか?私は、あいもかわらず、京都をあちらへこちらへとゆるりとすごしております。

ここしばらくは、写真はある程度私自身の関わりのあるところでは、撮影をさせていただいており、それ以外はゆるりと神事や行事を拝見・参拝させていただくことを中心としているため、カメラを持っていないことも多いです。まぁ、中には写真を撮っている私の目の前にあとから来て、目の前に立ちふさがって、自分は当たり前みたいな顔をしてはる常識のないアマチュアかプロか分からないカメラマンさんもいはるので、誠になんぎしていることもカメラをテーブルにおいていることに起因しているのですが...  続きを読む


Posted by 一匹狼★NOB at 18:38Comments(0)雑談