2008年12月30日
年の瀬の忙しさ【徒然書】
どうしても、この時期になりますと、せわしなくなってくるものです。京都では何かと正月にはお迎えすることが色々とありますので、仕方がないことなのですけどね。なんだかんだといいましても、まずは家の大掃除から始まって、年賀状、そして、神さん関係、仏さん関係のものを準備したりします。
また、準備しておくのが、お役を終えたお守りや御札です。これを小正月になりますと、お宮さんにお礼詣りのときにお納めしたり、左儀長やとんどとして、焼納してもらうことになりますので、準備をしておくことが多いです。
さて、明日はいよいよ大みそかとなります。一年もあと少しでございますが、よいお年をお迎えくださいませ。
また、準備しておくのが、お役を終えたお守りや御札です。これを小正月になりますと、お宮さんにお礼詣りのときにお納めしたり、左儀長やとんどとして、焼納してもらうことになりますので、準備をしておくことが多いです。
さて、明日はいよいよ大みそかとなります。一年もあと少しでございますが、よいお年をお迎えくださいませ。
2008年12月28日
今年も早いもので【雑談】
おはようさんです。今年も早いもので、今日を含んであと4日となりました。今年も多くの皆様に御拝読賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。今年はあまり更新ができませんでした。その理由の一つには、今年は別の分野に傾倒していたこともあり、あともうひとつには京都ブームの在り方を考えたこともあったことによるものであります。
いずれに致しましても、今年一年は多くの名勝におきまして、とても有意義であり、かつ様々な親交を深めさせていただいたことも事実であります。この場におきまして、多くの皆様に厚く御礼を申し上げます。
少し早いですが、ご挨拶とさせていただきます。
一匹狼★NOB
いずれに致しましても、今年一年は多くの名勝におきまして、とても有意義であり、かつ様々な親交を深めさせていただいたことも事実であります。この場におきまして、多くの皆様に厚く御礼を申し上げます。
少し早いですが、ご挨拶とさせていただきます。
一匹狼★NOB
2008年12月13日
明日はいよいよ京都検定【雑談】
明日は、いよいよ京都検定の日です。今年も一応は受けますが、たぶん落ちます(笑)。というか、今年は昨年より輪をかけて忙しくしてきたこともあり、そんなに頭の中に「京都検定」に向けての勉強というものをしてこなかったので。それよりも経験のほうが充実していた事のほうが大きいです。座学で幾ら学んでも、経験できないことのほうが多い訳で。そう思うと、いや京都はゆったりと静かに一回一回の経験を大切にしたほうがいいのかなという気もしなくもありません。
まぁ、京都の人間が受けて、落ちたとしてもそれは別に恥ではないですからね。楽しむことを前提にするのがこの検定の根底ですからね。受かっても偉い人でもありませんし。楽しんで受験してこようと思っています。
まぁ、京都の人間が受けて、落ちたとしてもそれは別に恥ではないですからね。楽しむことを前提にするのがこの検定の根底ですからね。受かっても偉い人でもありませんし。楽しんで受験してこようと思っています。
2008年12月09日
おさがり【神社】
こないだ、私が参列させていただいた神社さんから「おさがり」をいただきました。「おさがり」とは「撤下神饌」のことです。神さんに献じられた神饌は、神事の終了に併せて撤せられます。それらの神饌物で我々がいただくもののことを「おさがり」というのでございます。
といいますのは、以前に参列した神事の折にどうしても時間の都合上、直会を早めに帰らせていただいたからでありました。ついこないだにたまたま所用があって、その神社さんに立ち寄る機会があり、社務所へ伺ったら「こちらはこないだのおさがりですさかいに、お納めください」とわざわざ準備をしていただいていたのでありました。こちらは、バタバタとしていた時期でもありまして、すっかり忘れていたのですが、丁寧に準備していただいたこと、誠に有難かった次第であります。
おさがりといいますと、神社さんによってもですし、神事によっても大きく違います。神事の折には、神前に献じられたお守りをいただく場合もありますし、御干菓子や神符の場合もあります。時には、お米やお野菜の時もあります。これらのことは、神さんとともにお食事をいただくという「神人共食」に関する考え方にも大きくつながります。
毎年であれば、この季節になるとどうしても体調を崩していたのですが、今年はどうもお火焚きで神饌もんのおみかんを頂いたので、風邪はひかずに済んだようです。
といいますのは、以前に参列した神事の折にどうしても時間の都合上、直会を早めに帰らせていただいたからでありました。ついこないだにたまたま所用があって、その神社さんに立ち寄る機会があり、社務所へ伺ったら「こちらはこないだのおさがりですさかいに、お納めください」とわざわざ準備をしていただいていたのでありました。こちらは、バタバタとしていた時期でもありまして、すっかり忘れていたのですが、丁寧に準備していただいたこと、誠に有難かった次第であります。
おさがりといいますと、神社さんによってもですし、神事によっても大きく違います。神事の折には、神前に献じられたお守りをいただく場合もありますし、御干菓子や神符の場合もあります。時には、お米やお野菜の時もあります。これらのことは、神さんとともにお食事をいただくという「神人共食」に関する考え方にも大きくつながります。
毎年であれば、この季節になるとどうしても体調を崩していたのですが、今年はどうもお火焚きで神饌もんのおみかんを頂いたので、風邪はひかずに済んだようです。
2008年12月07日
京都国立博物館の平常展【京都のこと】
おとつい、久々に午前中から京都国立博物館へ行っておりました。といいますのは、今月七日(つまり今日)を持って、平常展示館建て替え工事のために全館閉館をされるため、無料で公開をされていたからでした。これまで、時間が合いましたら、無料公開の日に訪れていたのですけれどね。
この日は残念ながら、朝から雨でした。入り口には「本日は常設展は無料公開しております」の文字が。平常展示館は多くの人々がいらしておりました。まずは、さまざまな仏像を展示されている部屋へ。やはりあの六波羅密寺さんの四天王のうちの二体が一際大きく見えました。
個人的に仏像で意外に感じたのが、展示されていた仏さんの中には八瀬に奉られていた仏像も多いんですね。たまたまなのか、それとも非常にきれいな形で残っている仏様が多いのでしょうか。いずれにいたしましても、このようなことを思いながら、拝見をしておりました。伊藤若冲の絵画も展示されており、観覧者の中でとても注目されていたのは、やはり経典や宸筆の数々の部屋でした。
本日は建て替え前最終日とあって、平常展示館でクラシックコンサートが催されていることでしょう。また新しくなった平常展示館に出会えるまで、楽しみです。
この日は残念ながら、朝から雨でした。入り口には「本日は常設展は無料公開しております」の文字が。平常展示館は多くの人々がいらしておりました。まずは、さまざまな仏像を展示されている部屋へ。やはりあの六波羅密寺さんの四天王のうちの二体が一際大きく見えました。
個人的に仏像で意外に感じたのが、展示されていた仏さんの中には八瀬に奉られていた仏像も多いんですね。たまたまなのか、それとも非常にきれいな形で残っている仏様が多いのでしょうか。いずれにいたしましても、このようなことを思いながら、拝見をしておりました。伊藤若冲の絵画も展示されており、観覧者の中でとても注目されていたのは、やはり経典や宸筆の数々の部屋でした。
本日は建て替え前最終日とあって、平常展示館でクラシックコンサートが催されていることでしょう。また新しくなった平常展示館に出会えるまで、楽しみです。
2008年12月05日
京都のさむさに要注意【生活】
11月後半から、一気に冷え込んできた京都。昨年に比べると、少しばかりもみじの色付きも早かったこともありまして、もうちょっとしたら見納めという感じでしょうか。もちろん、まだ見頃のところもあるんですけど、この色合いが見頃ですとは、ひとによって印象がそれぞれ違うので、なかなかここはモミジがいい時期ですよとは、私は、よういいません。時折、新聞や雑誌を見て、楽しみにきはって、がっかりしはる方も多いのをよく見てますからね。
ところで、京都に来はるひとに毎年お伝えしているのが、『あたたかい恰好をしてきてくださいね』ということ。これは、大阪から遊びに来る友人たちにも口酸っぱく言っています。というんは、本当に盆地の寒さというのは、半端ではありません。足元からじわじわと痺れるように冷えてくるのが京都のさむさの特徴なんです。このじわじわが、身体を芯から冷やしていくんです。そやさかいに、帰ってから風邪ひいたよ、なんてお便りが来ることが多いです。
個人的には、今年は自身が忙しいこともあり、京都に来てくれた友人にも顔を見せる程度で、いろんなところに連れてあげることができませんでした。唯一、寒いやろうなというときに友人とお会いしたんは、貴船の料亭さんくらいでしょうか。とはいっても、お料理屋さんの中に入らんと、駅前あたりで時間合わせして、数十分お話した程度なんですけどね。ほんとうはゆったりと行きつけのお店とかにご招待してあげたらよかったんですけどね。
それにしても、今年はまだ昨年に比べると、モミジが持っているほうだと思います。もう、桜はしっかり落ちてしまいましたが。昨年は一週間でピークを過ぎてしまいましたから。それを考えると、今年はまだゆっくりと見れるのでしょう。
しかし、口酸っぱく言うようですけど、あったかい恰好して来はったほうがいいのは、おススメしておきます。
ところで、京都に来はるひとに毎年お伝えしているのが、『あたたかい恰好をしてきてくださいね』ということ。これは、大阪から遊びに来る友人たちにも口酸っぱく言っています。というんは、本当に盆地の寒さというのは、半端ではありません。足元からじわじわと痺れるように冷えてくるのが京都のさむさの特徴なんです。このじわじわが、身体を芯から冷やしていくんです。そやさかいに、帰ってから風邪ひいたよ、なんてお便りが来ることが多いです。
個人的には、今年は自身が忙しいこともあり、京都に来てくれた友人にも顔を見せる程度で、いろんなところに連れてあげることができませんでした。唯一、寒いやろうなというときに友人とお会いしたんは、貴船の料亭さんくらいでしょうか。とはいっても、お料理屋さんの中に入らんと、駅前あたりで時間合わせして、数十分お話した程度なんですけどね。ほんとうはゆったりと行きつけのお店とかにご招待してあげたらよかったんですけどね。
それにしても、今年はまだ昨年に比べると、モミジが持っているほうだと思います。もう、桜はしっかり落ちてしまいましたが。昨年は一週間でピークを過ぎてしまいましたから。それを考えると、今年はまだゆっくりと見れるのでしょう。
しかし、口酸っぱく言うようですけど、あったかい恰好して来はったほうがいいのは、おススメしておきます。