京つう

歴史・文化・祭り  |洛北

新規登録ログインヘルプ


Message
プロフィール
一匹狼★NOB
一匹狼★NOB
京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
------------------
「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
NPO法人『京都観光文化を考える会 都草』正会員

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】

2007年04月26日

賀茂斎院

桜が散り、桜吹雪が東山を彩る様子も見る事が少なくなりましたが、皆さんいかがお過しでしょうか。私は先日、松尾祭にお伺いをしておりまして、ここしばらくは更新が滞りました。誠に申し訳御座いません。今後とも宜しく御願いを致します。
賀茂斎院
さて、先日の京都新聞にも掲載されておりましたが、四月二十日北区に御座います『櫟谷七野神社』におきまして、今年の斎王代さんが初めの儀式に臨まれました。『櫟谷七野神社』は、元々『賀茂斎院』があった地とされています。

『賀茂斎院』とは、伊勢神宮に準ずる制度で、天皇の未婚の皇女が『阿礼乙女(あれおとめ)』という神迎えの儀の役目に奉職される制度であります。

起源は平安初期に求める事が出来ます。平城上皇と嵯峨天皇が対立した折に、嵯峨天皇は王城鎮護の神である賀茂の大神に「我が方に利あらば皇女を『阿礼少女』として捧げる」と祈願をし、この対立の戦いに臨まれました。その結果、勝利を収めたので、嵯峨天皇の皇女「有智子内親王」を斎王として、奉職されたのが賀茂斎院の始まりで御座います。以後、この制度は後鳥羽天皇の礼子内親王まで400年もの間、続けられました。

同じカテゴリー(神社)の記事画像
十日ゑびす【神社】
賀茂祭のヒロイン・斎王代【神社】
賀茂別雷神社【乙子神事】
下鴨神社【新嘗祭】
須賀神社【火焚祭】
某神社【火焚祭】
同じカテゴリー(神社)の記事
 十日ゑびす【神社】 (2010-01-11 04:30)
 今日は賀茂祭です【神社】 (2009-05-15 06:39)
 御蔭祭【神社】 (2009-05-11 22:09)
 明日より賀茂祭の月です【神社】 (2009-04-30 09:43)
 賀茂祭のヒロイン・斎王代【神社】 (2009-04-16 13:23)
 ひなまつり【神社】 (2009-03-02 14:27)

Posted by 一匹狼★NOB at 22:20│Comments(0)神社
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。