2009年08月21日
祇園さんも終わり、お盆も終わり...
あっ、というまに祇園さんも終わり、お盆も過ぎました。みなさんは残暑をいかがお過ごしでしょうか。私は、うちうちの事が色々とあり、静こぅ過ごしています。なんせ自分とこの神事ごとにもなかなか参加できひんさかいに、お知り合いのみなさんには、どないしてはるの?と声を掛けていただくほどですから。
こうやって少しではありますが、京都のことから少し離れた静かな視点で客観的に見ていると、色々と考えさせられることがあります。何にせよ、もうちょっとは少し離れた視点から俯瞰してみたいと考えています。
残暑も少し厳しくなってきましたが、みなさまもお身体には充分にご留意され、秋を迎えられますように。また、近いうちに季節ごとでも綴れれば幸いです。
こうやって少しではありますが、京都のことから少し離れた静かな視点で客観的に見ていると、色々と考えさせられることがあります。何にせよ、もうちょっとは少し離れた視点から俯瞰してみたいと考えています。
残暑も少し厳しくなってきましたが、みなさまもお身体には充分にご留意され、秋を迎えられますように。また、近いうちに季節ごとでも綴れれば幸いです。
タグ :京都
2009年06月17日
なんか忙しくしてます【雑談】
最近は、随分と忙しくしており、京都関係のことは内容が濃いので、綴り始めると止まらなくなりそうで、控えてますw5月賀茂祭以降に参加したことを改めてまとめておきたいと思います。ひとつの記録として。
まずは、御霊祭(御霊神社)。御神輿さんが140年ぶりに京都御苑に巡行しました。当日、朔平門は開かれないという予定で神輿が巡行されることになっていたが、到着直前に皇宮警察官から朔平門の開扉の旨があり、着座数分前に門が重々しい音とともに開かれた。神輿三基が順に巡行、朔平門前にて着座した。そして、宮司先生による御所拝礼が行われた。宮司先生が深々と拝礼されている姿は遠くから拝していた様子をみて、私も少し感極まるものがあった。これらの実現にどれだけ多くの人々が望んできたことだろうか。
次は、いきなり6月まで活動が止まります。というか、忙しかっただけですけど。貴船祭に足を持っていきました。多分こちらの神事を撮らせていただくのは初めて。というか、子供の時に親に連れて行ってもらったことがありましたが。今年は奥の院の拝殿が修繕されていました。来年には新たな拝殿を拝見できることかと思います。あと石見神楽がなんか雰囲気があって、写真を撮らせていただいていて、心がその物語に惹き込まれていました。
折上稲荷神社・稲荷祭は、今年も宮司先生から数日前にご連絡を賜り、写真撮影にご奉仕させていただきました。個人的に写真を撮らせていただく理由のひとつに、山科のこの地域の今の様子を神事という地元とのつながりとともに写真で残していくことができればと考えています。こちらの神幸祭を復興されたのは2000年のことになるのですが、来年は10年目を迎え、よりいっそう地元の神さまとしての氏子地区を巡行されるご様子を少しでも残してゆくお手伝いをさせていただければと思っている訳です。今年も無事に神幸祭が御斎行されました。
そして、6月中旬にさしかかる頃というと「蛍火の茶会」。今年はもちやさんとおかだあんのさんと、たまたま楼門にてお会いしたので、一緒に立礼席でお茶をいただきました。茶菓子は、老松さんの「川辺の蛍」。お茶をいただいた後におそばをいただいて、抹茶アイスを買いに。途中でわれおかきやお酒をいただいたりと皆さん、夕暮れのひとときを楽しんでおられました。私は、所用で中座し、午後9時半頃にもういちど、下鴨神社に戻り、蛍を鑑賞しておりました。
夜に飛び交う蛍の静かながらに美しいいとなみに心をうつしながら、梅雨を楽しんでおりました。
まずは、御霊祭(御霊神社)。御神輿さんが140年ぶりに京都御苑に巡行しました。当日、朔平門は開かれないという予定で神輿が巡行されることになっていたが、到着直前に皇宮警察官から朔平門の開扉の旨があり、着座数分前に門が重々しい音とともに開かれた。神輿三基が順に巡行、朔平門前にて着座した。そして、宮司先生による御所拝礼が行われた。宮司先生が深々と拝礼されている姿は遠くから拝していた様子をみて、私も少し感極まるものがあった。これらの実現にどれだけ多くの人々が望んできたことだろうか。
次は、いきなり6月まで活動が止まります。というか、忙しかっただけですけど。貴船祭に足を持っていきました。多分こちらの神事を撮らせていただくのは初めて。というか、子供の時に親に連れて行ってもらったことがありましたが。今年は奥の院の拝殿が修繕されていました。来年には新たな拝殿を拝見できることかと思います。あと石見神楽がなんか雰囲気があって、写真を撮らせていただいていて、心がその物語に惹き込まれていました。
折上稲荷神社・稲荷祭は、今年も宮司先生から数日前にご連絡を賜り、写真撮影にご奉仕させていただきました。個人的に写真を撮らせていただく理由のひとつに、山科のこの地域の今の様子を神事という地元とのつながりとともに写真で残していくことができればと考えています。こちらの神幸祭を復興されたのは2000年のことになるのですが、来年は10年目を迎え、よりいっそう地元の神さまとしての氏子地区を巡行されるご様子を少しでも残してゆくお手伝いをさせていただければと思っている訳です。今年も無事に神幸祭が御斎行されました。
そして、6月中旬にさしかかる頃というと「蛍火の茶会」。今年はもちやさんとおかだあんのさんと、たまたま楼門にてお会いしたので、一緒に立礼席でお茶をいただきました。茶菓子は、老松さんの「川辺の蛍」。お茶をいただいた後におそばをいただいて、抹茶アイスを買いに。途中でわれおかきやお酒をいただいたりと皆さん、夕暮れのひとときを楽しんでおられました。私は、所用で中座し、午後9時半頃にもういちど、下鴨神社に戻り、蛍を鑑賞しておりました。
夜に飛び交う蛍の静かながらに美しいいとなみに心をうつしながら、梅雨を楽しんでおりました。
2009年05月15日
今日は賀茂祭です【神社】
今日、5月15日は葵祭こと『賀茂祭』の日です。下鴨神社、上賀茂神社の両賀茂社の例大祭にあたり、勅使が参詣されます。平安時代において、書かれてるまつりというのは、この賀茂祭の事を指していたとされています。また源氏物語にも登場する場面や数多くの物語にも登場します。最近でいいますと「鴨川ホルモー」の最初の場面で主人公が怪しげなサークルに勧誘されるお話は、この賀茂祭の折から始まります。
さて、祭儀ですが、御苑を出発し、下鴨神社にて社頭の儀、走馬の儀を執り行ないまして、上賀茂神社におきましても、社頭の儀、走馬の儀と執り行ないまして、祭儀は終了します。
毎年恒例の事ですが、ご観覧される方には多分にご注意していただくように、一氏子として次の点をご協力をお願いを申し上げる次第です。
・カメラによるフラッシュの撮影はご遠慮ください。牛馬を使用しての神事でございますので、それら生き物を暴れさせる要因となります。(フラッシュの機能の停止の方法が分からない方は、ご使用を控えていただきたく存じます。)
・行列内(京都御苑・下鴨神社参道・上賀茂神社参道・一般道における通行止め)にての撮影は、他の観覧方々のご迷惑になる他、神事進行の妨げとなります。沿道、もしくは観覧席内から写真等の撮影をされるようお願いを申し上げます。なお、毎年、数人の方が京都御苑内での行列内に侵入して撮影をされる方がおられますが、絶対におやめ頂くようにお願いを致します。
・有料観覧席の方は、観光協会からの注意書きに書かれている通り、他の観覧者のご迷惑になりますので、日傘の使用はご遠慮ください。また、喫煙はご遠慮ください。また、前幕をまくってのカメラ撮影は絶対に控えるようにお願いします。行列への侵入行為と同じことですので、お控えください。
今年も神事が滞りなく、御斎行されるように氏子地区の一人として、お願いを申し上げる次第です。
さて、祭儀ですが、御苑を出発し、下鴨神社にて社頭の儀、走馬の儀を執り行ないまして、上賀茂神社におきましても、社頭の儀、走馬の儀と執り行ないまして、祭儀は終了します。
毎年恒例の事ですが、ご観覧される方には多分にご注意していただくように、一氏子として次の点をご協力をお願いを申し上げる次第です。
・カメラによるフラッシュの撮影はご遠慮ください。牛馬を使用しての神事でございますので、それら生き物を暴れさせる要因となります。(フラッシュの機能の停止の方法が分からない方は、ご使用を控えていただきたく存じます。)
・行列内(京都御苑・下鴨神社参道・上賀茂神社参道・一般道における通行止め)にての撮影は、他の観覧方々のご迷惑になる他、神事進行の妨げとなります。沿道、もしくは観覧席内から写真等の撮影をされるようお願いを申し上げます。なお、毎年、数人の方が京都御苑内での行列内に侵入して撮影をされる方がおられますが、絶対におやめ頂くようにお願いを致します。
・有料観覧席の方は、観光協会からの注意書きに書かれている通り、他の観覧者のご迷惑になりますので、日傘の使用はご遠慮ください。また、喫煙はご遠慮ください。また、前幕をまくってのカメラ撮影は絶対に控えるようにお願いします。行列への侵入行為と同じことですので、お控えください。
今年も神事が滞りなく、御斎行されるように氏子地区の一人として、お願いを申し上げる次第です。
2009年05月11日
御蔭祭【神社】
明日は、いよいよ賀茂御祖神社におきまして、御蔭祭が御斎行されます。早朝より下社境内におきまして、行列を整えて神事を執り行ない、荒御魂を祀る御蔭社へと向かい、賀茂の神様をお迎えし、氏子地区を廻り、下社境内の切芝に於きましては、遷立の儀が執り行われ、東游が静々と舞われます。そして、力強い新しい神様をお迎えして、15日の賀茂祭を迎えます。 続きを読む
タグ :御蔭祭
2009年05月09日
平日の昼下がり【雑談】
京都の昼下がりは数多くの飲食店にひとが集まります。その理由の一つは、やはり学生さんが多いということでしょうか。店によっては、個性的な店が多く、大学などが近いほど大きな特色が見られると
思います。
あと特に注目なのは喫茶店でしょうか。最近はそれぞれ独特の雰囲気をもっています。そぞろ歩きのついでにチョッとふらりとよったり。ガッツりとデザインに凝ったアートチックなカフェにいったりも楽しいひととき。個性的な京都のお店をまわってみるのも京都遊びの醍醐味かと思います。
思います。
あと特に注目なのは喫茶店でしょうか。最近はそれぞれ独特の雰囲気をもっています。そぞろ歩きのついでにチョッとふらりとよったり。ガッツりとデザインに凝ったアートチックなカフェにいったりも楽しいひととき。個性的な京都のお店をまわってみるのも京都遊びの醍醐味かと思います。
2009年05月09日
ハレの日の準備【生活】
まもなく私の地元である賀茂の地区は賀茂祭を迎えます。そんなときに我々のような古い家でしか、最近はあまり行われていないのですが、自分の家で鯖寿司、もしくはちらし寿司or赤飯を身近な親戚筋に持っていくという風習があります。京都の町中でも昔は多分にあった事でしょうけど、最近はめっきり話を聴かなくなりました。
これは、祝い事であることを親戚同士として祝う事の一つかと思うのですが、特に京都市内では昔から鯖寿司はこういうときに必須でした。そのため、地元のお寿司屋さんや仕出し屋さんなんかでは、店先に「鯖寿司の注文承ります」という貼紙を見かけると、"あぁ、今年もお祭りの時期がきたなぁ"と感じます。こういうハレの日だからこそ、こういう風習は大切にしたいものであります。
昨日は所用で下鴨神社へいってきました。今年はまだ柊さん(出雲井於神社)の本殿の修復されている最中です。境内においては、所々では「葵鬘」の飾りが行われていました。いよいよ来週、賀茂祭の本祭が行われます。
これは、祝い事であることを親戚同士として祝う事の一つかと思うのですが、特に京都市内では昔から鯖寿司はこういうときに必須でした。そのため、地元のお寿司屋さんや仕出し屋さんなんかでは、店先に「鯖寿司の注文承ります」という貼紙を見かけると、"あぁ、今年もお祭りの時期がきたなぁ"と感じます。こういうハレの日だからこそ、こういう風習は大切にしたいものであります。
昨日は所用で下鴨神社へいってきました。今年はまだ柊さん(出雲井於神社)の本殿の修復されている最中です。境内においては、所々では「葵鬘」の飾りが行われていました。いよいよ来週、賀茂祭の本祭が行われます。
2009年04月30日
明日より賀茂祭の月です【神社】
(誤解を防ぐためにタイトルを修正しました。)
明日より皐月に入ります。となりますと、賀茂地区では、賀茂祭が始まることを意味します。既に、下社上社の両賀茂社でも、既に準備が整えられており、明日の神事に備えられていることでしょう。明日は上社にて、競馬足汰式[くらべうまあしぞろえしき]が行われます。これは競馬会[くらべうまえ]神事に先立ち、馬の状態や組み合わせを決める重要な神事として執り行なわれます。
賀茂祭は、基本的には5月15日を指し示すのですが、地元では約半月間の間の神事中と考えられます。理由は、賀茂祭における諸祭儀が非常に多くあるためです。斎王代及び女人列の禊神事があったり、献茶祭や献花祭、御アレ神事があったり。内儀の神事もあり、そのことを考えると、長い期間を意味すると考えられます。そのため地域への回覧板にも賀茂祭の折の話が回ってきたり、知人が賀茂祭に奉列したりという話題になることもあります。また、GW中は周辺の神社では例祭を迎えることも特徴的であります。旧賀茂神領地下では、同じ日に例祭にあたることが多くあります。
何はともあれ、明日より皐月。賀茂祭の月となりました。下社上社も賑わいが増すことになります。
明日より皐月に入ります。となりますと、賀茂地区では、賀茂祭が始まることを意味します。既に、下社上社の両賀茂社でも、既に準備が整えられており、明日の神事に備えられていることでしょう。明日は上社にて、競馬足汰式[くらべうまあしぞろえしき]が行われます。これは競馬会[くらべうまえ]神事に先立ち、馬の状態や組み合わせを決める重要な神事として執り行なわれます。
賀茂祭は、基本的には5月15日を指し示すのですが、地元では約半月間の間の神事中と考えられます。理由は、賀茂祭における諸祭儀が非常に多くあるためです。斎王代及び女人列の禊神事があったり、献茶祭や献花祭、御アレ神事があったり。内儀の神事もあり、そのことを考えると、長い期間を意味すると考えられます。そのため地域への回覧板にも賀茂祭の折の話が回ってきたり、知人が賀茂祭に奉列したりという話題になることもあります。また、GW中は周辺の神社では例祭を迎えることも特徴的であります。旧賀茂神領地下では、同じ日に例祭にあたることが多くあります。
何はともあれ、明日より皐月。賀茂祭の月となりました。下社上社も賑わいが増すことになります。