斎王代御禊の儀

一匹狼★NOB

2007年05月04日 14:01

GWも中盤を迎えまして、この晴天にも恵まれ、初夏の川風がとても気持ち良い今日この頃で御座いますが、皆さんはいかがお過しでしょうか。京都は街では多くの人々が訪れており、賑わいを見せております。

そんな中、粛々と、そして賑やかに多くの春祭が執り行われております。

賀茂祭の祭儀も粛々と執り行われており、それぞれ無事に神事が催行されております。このような様々な祭儀の中、賀茂祭に御奉仕を頂きます「斎王代」さんの御禊の儀が、本日、多くの参拝者・アマチュアカメラマン・報道陣に見守られる中、静かに執り行われました。

『斎王代御禊の儀』とは、神迎えの儀である「御蔭祭」、そして勅使をお迎えし、執り行われる「賀茂祭」に御奉仕される、つまりは賀茂大神に御奉仕される為に行われる重要な神事です。

斎王代さんは、御手洗川に両手を合わせて、川の水に浸します。後に斎串(いぐし)を身に付けて、串を折り、御手洗川に流します。このような作法を行う事で罪穢れを水に流し、身を清浄する意味合いを持ちます。下鴨神社・上賀茂神社では毎年交互に行われております。今年は下鴨神社におきまして、この神事が執り行われました。
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