初釜を終えて。
昨年は喪中でしたので、うちではお茶事に関してはあんまりしておりませんでした(外では二度ほどいただきましたが)。多分、全く点てていなかったのではないかなと思います。しかしながら、今年に入って喪明けをしましたので、ささやかではありますが、少しの葩餅を購入し、十五日の晩に自宅にて初釜を致しました。まぁ、そんなたいしたことをしている訳でもありません。ただただゆるりとした時間を楽しむだけのものでございます。しかしながら、一年以上を自宅でのお茶事をしていませんと少し新鮮な気持ちにもなります。
どうもゆったりとすることがないここ最近の生活からすると、これだけゆったりと心地よくいただけたのはひさしぶりかもしれません。まぁ、それだけ京都時間という表現される時の流れから少し離れた生活が長かったからかもしれません。心のもちようも、もう少し余裕を持って、遊びの心も持って、ゆるりと楽しんでいきたいと思います。
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