京都国立博物館の平常展【京都のこと】
おとつい、久々に午前中から京都国立博物館へ行っておりました。といいますのは、今月七日(つまり今日)を持って、平常展示館建て替え工事のために全館閉館をされるため、無料で公開をされていたからでした。これまで、時間が合いましたら、無料公開の日に訪れていたのですけれどね。
この日は残念ながら、朝から雨でした。入り口には「本日は常設展は無料公開しております」の文字が。平常展示館は多くの人々がいらしておりました。まずは、さまざまな仏像を展示されている部屋へ。やはりあの六波羅密寺さんの四天王のうちの二体が一際大きく見えました。
個人的に仏像で意外に感じたのが、展示されていた仏さんの中には八瀬に奉られていた仏像も多いんですね。たまたまなのか、それとも非常にきれいな形で残っている仏様が多いのでしょうか。いずれにいたしましても、このようなことを思いながら、拝見をしておりました。伊藤若冲の絵画も展示されており、観覧者の中でとても注目されていたのは、やはり経典や宸筆の数々の部屋でした。
本日は建て替え前最終日とあって、平常展示館でクラシックコンサートが催されていることでしょう。また新しくなった平常展示館に出会えるまで、楽しみです。
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