2007年09月22日
晴明神社【宵宮祭(湯立神楽)】
「晴明神社」さんは、毎年九月二十三日に神幸祭が行われるのですが、その前日の夜、多くの人の賑わう中、【宵宮祭】が御斎行されます。晴明神社の御祭神は、皆さんが御存知の「安倍晴明」です。
『宵宮祭』では【湯立神楽】が奉されます。神前には奉告祭が執り行われ、修祓や祝詞の奏上が行われ、御神楽が奏されました。まずは、神楽女が釜の前にて、一礼をし、湯立の作法をはじめます。
まずは、塩を手に取り、釜の中に煮え立つ湯や周辺を塩で清めていきます。これも行われる作法の一つです。
次に柄杓で湯を汲み取るような動作を行います。
そして、実際に煮えたつ釜湯を桶に汲み取って、神前に供されます。
次に、釜湯には神米を入れます。
最後に神前に供された御神酒を釜に注ぎます。
こちらで、釜の準備は終了です。
そして、神楽女は笹を手にとり、楽に合わせて舞を舞います。
更にはその笹を釜湯の中に浸します。
釜湯に浸された笹は、一気に頭上へと振りかざされ、周辺の地面にや人々に釜湯が降りかかります。このお湯に降りかかると無病息災になるといわれる縁起ごとであります。しかし、そこは釜湯なので、熱い事には変わりがありません。でも、やはり縁起ごとですので♪
とても賑やかな宵宮祭の湯立神楽でありました。
このあとに地元学区の子供たちによります【お迎え提灯】が行われ、晴明神社さんの周辺を提灯を持った子供たちが、巡行し、地元の人々に神幸祭を知らせているのでありました。
Posted by 一匹狼★NOB at 23:06│Comments(0)
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