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一匹狼★NOB
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京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
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「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
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【京つうからのお知らせ】

2009年04月16日

賀茂祭のヒロイン・斎王代【神社】


(写真は昨年の禊神事)

 桜も春風に舞散り、若葉が芽吹く、京都のここ最近。4月も後半にさしかかり、まもなく賀茂祭が近づいてきました。そこで、本日は少し賀茂祭のヒロインとも称される"斎王代"について、綴ってみたいと思います。
 まずは、賀茂斎院のことから少し詳しく綴ることが必要となります。斎院という制度は、その前に成立している伊勢神宮で制定された斎宮という制度を基礎としています。この斎宮制度は、天皇家の内親王、若しくは王女(皇族の女性)が斎内親王として、神宮に奉仕を行っていました。

 そして、嵯峨天皇の時代に大きな対立が起こります。それが『薬子の変』です。この変は奈良の平城京に居を構える「平城上皇」と平安京に都とした「嵯峨天皇」の間で対立が起こりました。都を平城京へと戻そうとした「平城上皇」に対し、遷都を拒否した「嵯峨天皇」の対立により、二所朝廷の状態となり、この対立の勝利を祈願する為に「嵯峨天皇」は賀茂大神に「もし我に利あらば、皇女を"あれおとめ"として、奉仕させる」という誓いを立てました。そして、より迅速な対応により「嵯峨天皇」は勝利を収めました。このことの誓いを実行する為に、弘仁元年4月、嵯峨天皇の皇女である「有智子内親王」が初代賀茂斎王として卜定されました。この時の「有智子内親王」は、4歳であったと言われています。しかしながら、漢詩に深い知識を有しておられたと伝えられています。

 そしてこの後、元久元年の第三十五代・礼子内親王まで斎王制度は続けてこられましたが、その莫大な費用が掛かることもあり、廃絶するに至りました。そして、長い年月に廃絶しておりましたが、昭和28年より路頭の儀を旧儀に則り再興、昭和31年より斎王の代理として"斎王代"を一般女性から募り、路頭列に加えられることになりました。

 今年の第54代斎王代は、斎王制度が制定され1200年の節目でもあり、斎王代になられた千万紀子さんは裏千家のお家元の娘さんにあたることから注目が集まっています。



 さて、あと半月で賀茂祭が始まります。毎年のことでは御座いますが、賀茂祭をご覧になられる場合は、神事の内容によりましては、馬や牛を扱う神事が数多く御座いますので、フラッシュを伴うカメラ(デジカメを含む)でのフラッシュ撮影は大変危険でございますのでご遠慮ください。そして、女性の観覧者におきましても、日傘等におきましても、馬や牛を刺激し混乱を起こしうる危険性が御座いますので、ご遠慮されるようにお願いを申し上げます。そして、有料観覧席でご覧の皆様におきましては、周辺の観覧者(有料席以外の観覧者を含みます。)の妨げにならないように観覧していただきますよう、お願いを致します。

 今年も無事に事故も問題もなく、神事が粛々と御斎行されることを願ってやみません。


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Posted by 一匹狼★NOB at 13:23│Comments(0)神社
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