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一匹狼★NOB
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京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
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「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
NPO法人『京都観光文化を考える会 都草』正会員

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【京つうからのお知らせ】

2008年11月26日

火焚祭の趣深さ【季節】

 京都では、この時期になると各お宮さんで、『火焚祭』が行われます。実際には、お宮さんだけではなく、お寺さんでも『護摩焚き』として行われることが多く、こちらも京都のあちらこちらで行われます。今月は、そのことに少し綴ってみたいと思います。
 お火焚祭そのものが始まった時期やその由縁は、はっきりとしたものがありません。しかしながら、とても古くから行われてきたことは事実であります。諸説では、新嘗祭(にいなめのまつり)に行われてきた神事が独立したという説や神仏習合の折に神道と仏教の儀式が混合して行われるようになったといわれていますが、その部分もはっきりした部分はわかりません。

 しかしながら、新嘗祭と同じ日に行われるお宮さんも多く、その部分からも農耕に関する祭事というのは共通するのではないかと考えられます。火焚祭には、諸説はいろいろとあるのですが、その根源にあるものは【火】に関する力に畏敬の念を持つことにあると思います。火には祓いの力を持ち、神さんの力の宿るところという側面もあり、その部分からも神社では、火を用いる神事でも多い由縁ではないかと思います。

 農村部では、穀物の収穫感謝と来年の収穫豊作について占うという意味合いもありまして、神事では、田の神をお迎えして行うところも少なくありません。また、火を扱うお仕事されている方(鍛冶屋さんとかお風呂屋さん)が、お店のとこに火の神さんを迎えて、御礼とともに火伏せの祈願と祓いを行うという説もあります。もちろん、鎮守社でも火焚串を井形に組んで火を焚きあげて、中臣祓詞を奏することで、罪穢れを祓うとともに、人々の願いを天にまで焚きあげるという意味合いを持っているところも数多くあります。

 なんにせよ、新穀の豊穣に感謝をすることを中心として、寒くなる冬を前に火の力をもって、健康などの願いを焚きあげるとともに、日々の平安を願うその様子は古くから行われてきた人々の願いそのものに映すことができると思います。それらに思いを寄せながら行われる京都の火焚祭を見ておりますと、なんとも趣深いものをまた切に感じるものであります。

タグ :京都火焚祭

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Posted by 一匹狼★NOB at 01:11│Comments(0)季節
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