2007年08月07日
人形[ひとがた]とは
本日行われる【矢取神事】では、夏越祓で用いられる『人形[ひとがた]』を水に漬けられます。こうする事で、身の罪穢れを祓うことが出来ます。
人形とは、我々の身代わりとなってくれる道具です。自分の名前と年齢を書き込み、息を吹きかけ、身に触れさせて、身に付いた罪穢れを人形に移します。このような修法は、古くから行われており、特に賀茂社では昔の人形が出土したりしていました。
罪穢れを清め流し、夏越の祓いを行う事でまたこれから半年の無病息災を願って頂きたいと思います。
*写真は本年度お納めを致しました下鴨神社矢取神事用の人形
Posted by 一匹狼★NOB at 15:36│Comments(0)
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