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一匹狼★NOB
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京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
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「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
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【京つうからのお知らせ】

2007年07月31日

疫神社【夏越祓】

長いようで短く感じた一ヶ月の祇園祭。このお祭りの最後の神事が本日、滞りなく無事斎行されました。その神事が【夏越祓】で御座います。
疫神社【夏越祓】

こちらの『疫神社』は八坂神社境内にお祀りされているお社で御座います。祇園祭中にみなさんが各山鉾町さんでお授けになられた粽[ちまき]には『蘇民将来之子孫也』という護符がつけられていた事と思います。その粽の元が、この夏越祓に求める事が出来ます。

こちらの神社の御祭神は『蘇民将来』という神様です。こちらの神様は、その昔、旅をしていた八坂神社の御祭神「スサノヲノミコト」に家を宿として提供し、手厚いもてなしをした事にスサノヲ神は心をうたれ、「蘇民将来の子孫であれば、疫病から守ってあげよう」と約束されたことにより、疫病などの折に生き長らえたといわれております。そこから、蘇民将来の子孫である事を表す為に「蘇民将来之子孫也」という御守りが付されているのであります。

『茅の輪』は、疫病が蔓延した折に茅を輪にして見につけよという「スサノヲノミコト」のお話に出てきまして、そこから茅には厄を祓う力があるという信仰が生まれ、茅の輪くぐりが始まったとされています。

参拝された人々は、茅がやをお裾分けして頂き、自分で小さな茅の輪を作り、自宅へ持ち帰って、玄関の上に吊り下げ、厄除け守りとして、粽同様につけられています。

私も参列をさせて頂き、茅の輪潜りの後に伶人の方にご挨拶。後に八坂神社宮司さんにご挨拶と御礼をさせて頂きまして、しばらく茅の輪作りを少し取材。しばらく皆さんとお祭りの余韻を楽しんで、疫神社に最後にもう一度参拝をし、神社さんを後にしました。

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Posted by 一匹狼★NOB at 14:18│Comments(0)祇園祭
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京都観光 祭り 鞍馬の火祭り【京都観光 祭り 鞍馬の火祭り 】at 2007年07月31日 20:58
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