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一匹狼★NOB
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京都生まれの京都育ちの京都人。寺社仏閣・歳時記などの撮影を行いながら、個人として京都の深い魅力を追求し、その魅力を紹介をしている。

京都情報発信に関するサイトへの企画協力・提案なども行っている。
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「St.KYOTO」
京都の情報が交流する道

2002年に設置した京都の情報発信サイト。もちろん、個人で取材・撮影を行っている。京都の歳時記や寺社仏閣の様子だけでなく、季節のうつろいを紹介。また、京都の一側面的な魅力だけでなく、より一歩深い京都の魅力を伝える。

京都検定三級
京都検定二級
京町家検定上級。
NPO法人『京都観光文化を考える会 都草』正会員

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【京つうからのお知らせ】

2007年06月20日

鞍馬寺【竹伐り会式】

新緑が薫る京都の山里、鞍馬。その山に位置する古寺が『鞍馬寺』であります。鞍馬寺といえば、牛若丸が修行を行った場所として有名であります。その鞍馬寺におきまして、六月二十日に鞍馬寺に千年によって行われてきました古儀【竹伐り会式】が執り行われました。

『鞍馬寺』は、本尊を「尊天(毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体)」とした寺院です。そちらで行われる【竹伐り会式】とは、鞍馬寺中興の祖である「峯延[ぶえん]上人」が護摩修法をしていて大蛇に襲われた時に、この尊天の秘密の真言を唱える事で大蛇を倒したという故事にちなみます。

この大蛇は「雄蛇」であり、倒された後、切られて龍ヶ獄に捨てられました。後にもう一匹の雌蛇の大蛇が現れ、鞍馬山の香水を守る事を誓い、本殿の東に祀られました。


この行事は、青竹を故事による雄蛇に見立てる事で難事を吉事に転ずる意味を持っています。竹を伐るのは、地元のゆかりのある人たちで僧兵の装束に身を纏い、腰に南天の葉を身につけます。これも故事の「難を転ずる」⇒「南天」という意味合いと大蛇退治に犯された毒を打ち消す意味を持ちます。


午後、ほら貝の鳴り響く合図と共に、伶人による雅楽の調べが境内に響きながら、導師を先導として入場します。そして、近江座・丹波座に分かれた法師が列立。稚児による『七度半の御使の儀』を始めます。そのうちの一つにある儀式が『竹ならしの儀』。竹を定められた長さに切り揃える意味と同時に試し伐りの意味も持ちます。この『竹ならしの儀』をもって『七度半の儀』を終えます。


そして、舞楽の奏上が執り行われます。この日の舞楽は『還城楽[げんじょうらく]』。これは、蛇を好んで食べる西域の人が、蛇を見つけ捕らえて悦ぶ様子を舞いにしたとされています。この舞楽が奏されている間に、本殿金堂では四智讃梵語を行います。


導師による檜扇の儀を合図に、法師たちが一斉に竹を伐り始めます。


五段に伐り揃えたものから、一斉に伐り取った竹を脇に抱え、刀を掲げながら、本坊へと馳せてゆきます。早く伐りとった地方が豊作になるとされており、今年は丹波座がいち早く伐りとって掛けてゆきました。

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Posted by 一匹狼★NOB at 18:00│Comments(0)寺院
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