2007年05月06日
賀茂競馬会神事
雨に包まれたGW最終日の京都。今日は降る、明日は降ると言われていたGW終盤に上賀茂神社におきまして、『賀茂競馬会神事』が執り行われました。
『賀茂競馬会神事』は、平安時代の堀河天皇寛治七年(1093)天下泰平五穀豊穣を祈願し、宮中の武徳殿で行われていた競馬会式を、上賀茂神社に移して行った事が起源とされています。また宮中の殿上人・女房達が左右に分かれて行った「菖蒲の根合わせ」により、左方の人々が「上賀茂神社」に祈願して勝利を収めた事により、競馬会の一式である乗り方や作法・式を上賀茂神社に奉納した事に始まるとも伝えられています。
上賀茂神社では、午前中に頓宮遷御などの儀式が行われ、午後より競馳が行われてました。雨が降るという予報にも関わらず、晴天に恵まれ、大変気持ちの良い風も吹き、多くの参拝者がその様子を見守り、騎手である「乗尻」は左右に分かれ、左方(さかた)・右方(うかた)と称し、その速さを競いました。
Posted by 一匹狼★NOB at 23:12│Comments(0)
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