Ｓｔ.ＫＹＯＴＯ

今日の京都はよいお天気に恵まれており、外では鶯（うぐいす）の声も聴かれるようになりました。ようやく桜の似合う季節になったという感じでしょうか。そんな中、夜の祗園を彩る毎年恒例のライトアップ『祗園白川宵桜』が、先日から行われています。

『祗園白川宵桜』とは、「祗園白川ライトアップ実行委員会」さんが京都市商工会議所及び京都仏教会の助成を受けて行われておられるライトアップ行事です。場所は、祗園白川一帯であり、主には、祗園の縄手通り～辰巳大明神までの区間をライトアップや花灯路で夜桜を彩ります。今年は桜の開花状況により、４月８日まで行われます。




また、３月３１日と４月１日の１５時３０分～１７時３０分までは、この界隈で、毎年恒例の舞妓さんの撮影会も行われます。詳しくは「祗園白川宵桜ＨＰ」を御覧になられる事をオススメ致します。メールアドレスを登録すると、祗園白川の桜の開花状況もメールで配信して頂けます。


ちなみに折に触れて、少しだけ写真に関するお話をしたいと思います。よく普段の祗園を歩いておりますと、普通に歩いておられる舞妓さんの写真を勝手に写真に撮られる方が増えているように思います。舞妓さんも芸妓さんも我々と同じ人ですから、勝手に写真を撮られたりされるのを嫌がられる方も多いも思います。もちろん、観光の皆さんにとっては、とても珍しい光景かとは思います。でも、皆さんも嫌ですよね、勝手に写真を撮られて、掲載されたりするのは。

行事・神事やイベントの場合は「公人」として参加されておられるので、ある程度の写真撮影の許容はされると思うのですが、お仕事中やお客様との接客中、プライベートでいらっしゃる時には、それなりに礼儀として、撮らせて頂く舞妓さんや芸妓さんにお声を掛けて、撮らせて頂く旨をお伝えすることも大切ではないかと思います。

これから、桜の季節本番です。どうぞよい桜景色を楽しんでください。

*写真は先日に撮影しました祗園白川「かにかくに碑」近くの枝垂桜と新橋通りの花灯路の様子で御座います。

★祗園白川宵桜
http://gion-nawate.com/yozakura/